TOYOU  YAKUZEN CHA 薬膳茶

2025/08/21 11:32

【3】体内除湿法


松:冷えは大敵ということが分かったところで、食養生についてはどうですか?




山:食べ物でいうと体内の除湿をできるような食材を増やした方が良いです。




松:なるほど、利水作用がある食べ物ですね?




山:そう。利水とか利湿作用のあるお水を巡らせるような、水をさばくようなイメージです。 これはね、豆類が良いです。 




松:あずき茶やコーン茶も利水してくれますよね!




山:まさにそうで、コーン茶をベースにしている夏のお茶って美味しく感じるし、身体にとっても良いんです。

黒豆茶は少し温めるかもしれないけど、冷房冷えがあるときなんか特に良いです。 

あと梅雨から夏にかけて、青々しいお豆も美味しくなりますよね。

枝豆とか空豆とかスナップエンドウとか、そういったものもすごく良いです。 




松:ネバネバはどうですか?私、漢方の本で読んだことがあるんですけど

湿気の季節とか雨の日に不調が出る人は、ネバネバ系は控えた方が良いって。




山:そうですね。 納豆とかオクラが悪いわけではないんだけど

利水の性質が強いのは、やはりさっぱりしたお豆なんですよ。

だから、乾燥した大豆とか発酵させた納豆よりも枝豆の方がいい。 

さっぱりしたいときにそんな納豆を食べたいですか?




松:うん。 食べたくない。




山:食べたくないでしょう?笑




松:枝豆とか冷奴に大葉とかミョウガとか生姜がのってる方が食べたい。




山:はい、もう答え言いました!

お豆類は水をさばいてくれるようなものなんですが、湿気を発散させてくれる食材が今言ってた大葉やミョウガ、生姜なんです。




松:香味野菜ですね!気を巡らせてくれるだけじゃないんですね。




山:そうそう。これは漢方薬でも使うんです。

香味野菜とかの良い香りが湿気を除去したり綺麗なお水に変えますという意味の

芳香化湿(ホウコウカシツ)という言葉もあるんです。

夏の方が薬味欲しくならないですか?




松:欲しい!どっさり!




山:体内に湿気が溜まっている感覚がある時、生姜を増やしてみてほしいです。

生姜は温めながら機能を高めてくれるので、日常的に一番取り入れやすいかなと思うんですよ。


生姜は水分が多いので痛みやすいんですけど、スライスしたり刻んだりして、冷凍しておくといいんですね。

お味噌汁にちょっと入れてとか使いやすいです。

お子さんいらっしゃる方だと生姜嫌がられるかもしれないから自分だけ入れるとかもできますし。 

ストックしておいて、ちょっと今日胃腸が弱ってるなと思う時は生姜を足してあげるのが良いと思います。

お茶に足すのも良いですよね。 




松:確かに。生姜パウダーとかも売ってますしね。




山:あともう1つ良いですか?実は、湿気をわざわざ作るものもあるんです。




松:やだ〜。あ!私知ってる!笑 甘いものじゃない?




山:そうです!




松:思い当たる節があります。すぐわかった笑




山:やっぱり湿気を作らないようにする。 「湿気を飛ばす・湿気になるものを避ける」 これが大事じゃないですか。

カロリー高いものです。 糖質脂質が多いもの。 これは湿気になります。 




松:じゃあスイーツならまだ和菓子の方が良い?小豆だし。

でも砂糖であることは変わらないですよね。。。

おすすめの甘味ありますか?フルーツとか?




山:フルーツももちろん良いんですけど、一番は習慣になっているものは辞めた方が良いかなと思っていて。

間食ってめちゃくちゃ食べたいと思ってしてる人よりも、習慣でしちゃってる人が多いんですよ。

会社で12時にお昼食べて15時はおやつの時間でとか。

これってめちゃくちゃ体が求めてるかどうかって、本当に考えてほしくて。


私が思うのは、どうしてもこれ食べたいっていう時は良いと思うんです。


だけど、これが食べたいって思い浮かんでないのに、コンビニのスイーツコーナーに行く人。 これが良くないかなと思っていて。

なんとなく甘いもの食べたいだけですよね。 




松:なんとなく間食分かります。でも手元に何もなくて食べれなかったとき、時間が経てば落ち着いてるんですよね。




山:なんとなく間食はどちらかというとストレスです。

食べて幸せ度が上がるかどうかって、私は考えていて。

ストレスでめっちゃ食べる時って、後から後悔する人が多いんですよね。




松:分かるな〜笑




山:良くない、良くない笑

本当にこれ食べたいってずっと思ってる時って、食べた後幸せなはずなんですよ。

幸せを作る食べ物だったら良いかなと思うし。




松:なるほど。 行きたかったカフェとか、旅先でとかね。幸せ度上がりますよね。





【4】梅雨は気持ちの良い汗を



松:梅雨の食養生としては冷たい飲み物などで胃腸を冷やさない、利水・利湿作用のある食べ物で体内の除湿をする、高カロリーなもので湿を生まないように心掛けるとありました。

生活面ではどんなことを心がけたら良いでしょう?




山:湿気が多いとメンタルも鬱々としやすいです。

なので、朝起きたら陽を浴びてセロトニン(幸せホルモン)を増やしたり、軽い運動やウォーキングで気持ちの良い汗をかいて発散させてあげるのが良いと思います。




松:食養生の部分で香りの良いものを食べて、湿気をとる話がありましたが、アロマオイルなどで良い香りを取り入れるのも良いですか?



山:そうですね。スッキリ爽やかな香りを取り入れていただくと良いと思います。




松:胃腸の機能を高めるには、物理的に冷やさないことや入浴で温めてあげるのが良いですよね?




山:はい、あとは食べすぎないこと!腹八分を意識しましょう。




松:梅雨の時期はジメジメしたり暑くなったり、ストレスも溜まると思いますが少しでも心地良く過ごすことができるよう、実践してみます!



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