2024/10/03 16:42

朝晩はだいぶ涼しくなりましたが、日中は夏日のような暑さを感じる日もまだちらほらありますね。
「秋になるとなんだか寂しい気分になる」
そんなことありませんか?
実は、日照時間が短くなることで精神を安定させてくれる脳内物質「セロトニン(幸せホルモン)」の分泌も減少します。
それにより落ち込みやすくなったり、寂しい気分になりやすいのだそうです。
また、寒暖差で人の身体はストレスを感じ自律神経が乱れがちになります。
自律神経が乱れると睡眠の質が下がったり、だるさ・食欲不振・めまい・胃腸の調子が悪くなるなど、様々な不調を起こします。
今回は、季節の変わり目に起こる「秋の不調」の対策についてお伝えしていければと思います。
①セロトニン不足について
ポイントは「運動」と「トリプトファン」
【運動】
運動といっても汗をかくようなきついことはしなくてOK
20分程度リズミカルに歩いたり、ダンスをすることでセロトニン不足を解消するのに効果的です。
【トリプトファン】
セロトニンの材料となる必須アミノ酸「トリプトファン」を積極的に摂りましょう!
トリプトファンは「ビタミンB6」と一緒にとることでセロトニンに変化します。
トリプトファンが含まれる食べ物・・・卵、大豆製品、乳製品、肉、魚、バナナ など
ビタミンB6が含まれる食べ物・・・ささみ、カツオ、バナナ、ナッツ、のり など
「バナナ」、セロトニン生成にもってこいです!!
毎日取り入れやすそうなのは、朝バナナや、ヨーグルトにバナナやナッツを入れたり、納豆やお味噌汁
旬の食材ですと戻り鰹や秋刀魚もいいですね。
そしてセロトニンを増やして気分を上昇させて終わりではなく、
セロトニンを増やすことは「メラトニン(睡眠ホルモン)」の生成にもつながります。
つまり、しっかり朝のうちにセロトニンを増やしておけば、睡眠の質も向上するわけですね^^
②自律神経を整えて免疫アップ!
免疫をアップするには、腸内環境が健やかであることが大切です。
そして、腸内環境を健やかにするには「自律神経のバランスの乱れ」を解消することが必要とされます。
自律神経を整える
①「副交感神経を優位に」
自律神経の乱れとは、交感神経(昼間活動している時や、緊張、ストレスなどで優位になる)が優位になっている状態。
副交感神経を優位にしてあげることで、血流がアップしたり腸のはたらきも良くなります。
ストレスや夜更かしは交感神経を優位にしてしまうので、
リラックスできる時間を作ったり、寝る直前にスマホやTVで刺激を与えないよう心がけましょう。
熱過ぎない湯舟で入浴することも副交感神経を優位にしてくれます。
逆に熱いお湯だと交感神経が優位になってしまうので注意しましょう。
その他にも、毎日決まった時間に起床することで交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり
自律神経が整いやすくなります。
②腸活食材を取り入れて、腸内環境を整えましょう
是非取り入れたいのが「食物繊維」と「発酵食品」
食物繊維は善玉菌のエサとなり、発酵食品は善玉菌を増やし悪玉菌を減らしてくれます。
食物繊維を多く含む食材・・・海藻、大豆製品、きのこ類、ごぼう、玄米、こんにゃく、さつまいも など
発酵食品・・・ヨーグルト、味噌、納豆、ぬか漬け など
食欲の秋、どうせ食べるなら腸活を意識した献立にしてみませんか?^^
私は豚汁が大好きなので、早速つくりたいと思います♪
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