2023/07/22 15:12

日本の夏の特徴
夏は「暑邪(しょじゃ)と「湿邪(しつじゃ)」のダブルパンチ!
暑邪とは?
体内に熱がこもることで、ほてりや喉の渇きのような症状が起こります。
また、心(しん)とも深く関わりがあり、イライラや不眠などに悩まされることも。
※心とは・・・西洋医学でいう心臓のことを指すのではなく、血を循環させる他に精神の働きを司っていると考えられます。
湿邪とは?
梅雨の養生でもお伝えしましたが、湿気があるのは外だけではなく身体の中も同じ。
脾(ひ)と深く関わりがあり、体内に湿気が溜まると食欲不振や消化不良、だるさのような症状が起こります。
※脾とは・・・西洋医学でいう脾臓のことを指すのではなく、
消化器系の機能や全てのエネルギー源となる気を作り出すほか、
身体の水分代謝を管理する役割も担っていると考えられています。
これらのダブルパンチによりいわゆる「夏バテ」が起こるわけです。
もしすでに悩まれている方がいらっしゃいましたら、
普段何気なくしている選択を少し変えることで、楽になるかもしれません♪
夏バテの主な症状
◽︎身体がだるい
◽︎食欲がない
◽︎熱っぽい
◽︎頭痛がする
◽︎めまいや立ちくらみ
◽︎やる気が出ない
◽︎疲労が取れない
◽︎寝付きが悪い
夏バテの原因
暑邪や湿邪によるものに加え、ギラギラに暑い外と寒いオフィスや電車、カフェなどとの
温度差による自律神経の乱れ、冷房疲れなどが原因となります。
自律神経は循環器、消化器、呼吸器など全身の活動を調整しているため
バランスが乱れてしまうと不調が起こります
おすすめ食材
暑邪による熱のこもりにはクールダウンできる食べ物を!「心を労り熱を冷ます」
キーワード:苦味のあるもの
緑茶、コーヒー、ゴーヤ、ごぼうなど
そして、きゅうり、ズッキーニ、トマト、茄子といった夏野菜がおすすめです♪
※摂りすぎて冷えるとバテてしまうので加減が必要です
ニンニクや生姜、ねぎなどといった身体を温めるものと一緒にとることで冷やしすぎを防止してくれます。
湿邪による胃腸の疲れには温かく消化に良いものを!「脾を労り、水分代謝をアップ!」
キーワード:甘みのあるもの
甘み:果物や人参、ジャガイモ、さつまいも、山芋、かぼちゃ、豆類
水分代謝アップ:スイカ、ゴーヤ、冬瓜、ハトムギ、小豆など
自律神経のバランスの乱れにはビタミンDやトリプトファンがおすすめ♪
【ビタミンD】
心や神経のバランスを整えるセロトニンを調整してくれます。
ビタミンDは自律神経だけでなくカルシウムや骨の代謝に欠かせない栄養素です。
おすすめ食材:椎茸や木耳といったきのこ類やしらす干しなど
【トリプトファン】
トリプトファンの摂取により脳内ホルモンであるセロトニンを増やすことができます。
自律神経のバランスを整えるためには、必須アミノ酸であるトリプトファンが必要ですが
体内では生成できないため食事から摂取する必要があります。
おすすめ食材:豆腐、味噌、チーズ、牛乳、米など
普段の食材選びの参考にされてみてください^^
オススメの薬膳茶
こもった熱をクールダウン!
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